さてと、周りでまとめられてないみたいだからまとめておく。
1.この法律で警察に逮捕されること はない(刑法ではなく民法のため。)
2.権利者側が弁護士などに親告(親告罪 -Wikipedia)し、ISPなどに開示要求(プロバイダ責任制限法 -Wiipedeia)した場合にのみ、ダウンロードした個人の情報をプロバイダあるいはサーバ管理者に開示を要求できる
(いつどこから、だれがどのようになにをダウンロードしたか)
3.裁判になった場合、ほぼ100%勝てない
4.刑事罰(逮捕など)はないが、ダウンロード相当分の金額+裁判の費用を払うことになる
5.この法律の主な対象は、「着うた掲示板」「ファイル共有ソフトネットワーク」
6.動画共有サイトで動画を 「閲覧」 するだけでは対象とならない(動画のキャッシュは許容範囲)
7.動画共有サイトで動画を「ツールなどを使ってダウンロード」した場合は対象となる(動画キャッシュを指定されたフォルダ(例:Temporary Files)以外に移した場合は違法)
8.動画共有サイトの動画を変換した場合も違法
9.いきなり「訴訟を起こす」などではなく、「警告状」の送付を推進している
10.メッセンジャーでの1対1など少数人でのファイル受け渡しは対象から外れる場合あり(自動公衆送信にあたらないため 公衆送信権 -Wikipedia)
11.掲示板で「zipでくれ」「うp」の発言は対象ファイルが違法なものであった場合、教唆行為となり責任を負う場合がある
(教唆(共犯) -Wikipedia)
12.ダウンロードする際にパスワードがかかっている場合には、そのパスワードが厳格に管理されているものであれば、公衆送信権に当たらないため対象外となる(10と同じ)
13.違法ダウンロードの方法を教える→対象外
14.違法ダウンロードファイルの場所を教えているサイト・ブログは→ファイルが具体的な場合違法
また、これに乗じて「振り込め詐欺」について注意が出されている。
参考URL:
「今回の著作権法改正(ダウンロード違法化)についてちょっとまとめてみた」
http://d.hatena.ne.jp/nakakzs/20090518/1242657559
「「ZIPでくれ」も危ない? ダウンロード違法化、どこまで合法か –産経ニュース」
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/100109/its1001091620000-n1.htm
「ダウンロード違法化(禁止法)まとめWiki」
http://www39.atwiki.jp/dl-ihou/pages/1.html
記事作成:2010.1.10 13:26
加筆修正:2010.1.10 13.35